♫　越前蟹とレディー・カガに出逢う旅／三国港（福井）　山中温泉（石川）

「上野発の夜行列車降りた時から…」って感じの方が情緒はありそうですが向かった先は福井。

東京駅からとりあえず上越新幹線で越後湯沢に向かいますがトンネルを抜けた雪国には感動します。

川端康成先生の気持ちが少しはわかると云うもの^ ^;

そ

の

前

に

東京駅の地下街でハイ！ポーズ！

駅弁も電車での旅の魅力の一つですね^ ^

流石に越前蟹を食べるのが目的なのでお弁当は魚介をパスしてお肉を選んだようです^ ^;

今年もお世話になります^^

お宿で待望のお食事の時間です^ ^

これから嫌という程蟹が出てくるのにその前にこの舟盛り>_<

既に蟹の爪が入っていて嬉し過ぎます！

初日からツアーのメイン、越前蟹を堪能！です^ ^

いつものことながら舟盛り、焼き蟹、蟹のお刺身に天麩羅…

そしてこれは蟹しゃぶですね^ ^

正に至福の一時^ ^

これを楽しみに電車に揺られてやって来た訳ですから、ハイ^ ^;

焼きガニは陶板にのせて焼いていきます。

蟹味噌も熱が入って少し甘味を帯びて来てそれをたっぷり蟹の身に付けて食べるのもbabarinaの好きな蟹の食べ方の一つ^_^

大きな蟹が一人に一杯づつ、本当に嬉しいですよね！

色々な調理方法で食べさせていただきますがやっぱり茹でたのが一番かな^ ^

蟹を食べると人は無口になります…

食事はその場の雰囲気を楽しみながらお料理の美しさに心動かされて香りに酔わされて舌で感動してその想いを言葉にして会話をして場が盛り上がっていきますよね、普通は！

でも、でも蟹を食べると人はストイックなまでに無口になり黙々と蟹と向き合います>_<

多分会話が生まれるのは蟹を完食した後…最高の笑顔とともに会話が生まれます（笑）

前の日に約三時間弱もかけてもういい！っていうほど蟹を食べ尽くしたはずなのに、あ〜ら不思議！朝食の下蟹の炊き込みご飯にニンマリ（笑）

実は実は…昨年経験済みなのですがここの蟹の炊き込みご飯は絶品なのです、ハイ^ ^

普段は朝一膳も食べれないぐらいのbabarinaが同一人物と思えない、ガッッッツリ！二膳半完食〜ですから、ハイ>_<

これがその蟹の炊き込みご飯です^ ^

蟹の身がびっしり敷き詰められていて蟹のお出汁の聞いたご飯と相まってそれはそれは美味しいご飯です^_^

今回もお腹いっぱい越前蟹をご馳走になって幸せ一杯でお宿をあとにしました。

天気がよかったので山中温泉に向かう前に冬の海をお散歩です^ ^

目の前は美味しい越前蟹を育んでくれた日本海…

思わずありがとう！って云いたくなりました^ ^;

気持ちいい〜！

とでも叫んでいたのでしょうか？>_<

前回加賀温泉郷にお世話になった時は加賀片津山温泉の佳水郷。

海に面したこのお宿はなかなか眺めのいいお部屋の素敵なお宿でした。

それにしても加賀温泉郷は海のそばの片山津温泉から山の中にある正に山中温泉となかなか懐が深いですね！

流石加賀百万石　金沢の奥座敷です^_^

今回お世話になったお宿はお花見久兵衛。

渓流を見ながら入れる露天風呂とお料理が自慢の宿のようでした。

ここお花見久兵衛で面白い人に出会いました。

いつものようにお宿について先ずは一風呂の時に事件は起きました。

この時何故かbabarinaは内湯の大浴場へ、僕は露天風呂へとなり分かれたのです。

僕は何の気なしにお宿の一番奥まった位置にある露天風呂へ向かい正面のオレンジの暖簾をくぐって自慢の露天風呂に…

有り難いことに誰もいなく貸切状態です^ ^

一人でゆっくり渓流のせせらぎに耳を傾けながらのんびりと温泉を楽しんでいました。

少しすると隣から人の会話が聞こえてきました…

あまり気にせずゆっくりと相変わらず温泉を楽しんでいたのですがはたと会話の声が男性であることに気がつきました…

ん？なんで？

でも基本がラテン発想陽転思考ですから…そうか、貸切露天風呂に男同士でか…

と勝手解釈、そのまま自分はまた温泉でふ〜わふわ^ ^

十分に露天風呂を楽しんだので温泉を上がり浴衣に着替えて入って来たオレンジの暖簾をひょいと手ですくいあげてくぐり抜けたら目に飛び込んで来たのが側面にあった濃紺の暖簾…

その濃紺の暖簾には「男湯」の二文字が…

思わず我に帰り今くぐって来たばかりのオレンジの暖簾を見てみるとそこにはあろう事かの「女湯」0_o;

あまり慌てふためく方ではありませんが流石に温泉で流した汗以外の汗がたらり>_<

僕が入っている間誰も来なかったことに感謝、感謝、感謝でした^ ^;

お楽しみの晩ご飯です^ ^

名称は山の中の温泉といえども加賀温泉郷の一つ、海の幸が手に入りやすい環境なので期待しちゃいます^_^

本日の会席料理のお品書きです。

何やら美味しそうなもののオンパレードで嬉しくなっちゃいます^^

ここのお宿で少し感心したのがお食事処での照明^ ^

置いたお皿にライティングされるような仕掛けになっていて供されるお料理がとても綺麗で美味しく見えます^ ^

この手の気遣いはいいですね！

お造りも新鮮で美味しかったです！

嬉しい予想通り^ ^

これも手の込んだ一皿でした。

やはり和の鉄人にして最強の鉄人　道場六三郎さんと懇意にしていると色々とご指導も受けることもあるんでしょうね^ ^

いかにも創作会席という感じの配置ですね^ ^

和食は出汁が命と道場六三郎さんが料理の鉄人で話していたのを記憶していますが本当に美味しいお出汁でした^ ^

大きな鮑は踊り焼きで頂きました^ ^

鮑は贅沢に踊り焼きで食べさせてもらえると満足感と至福感がMAXになりますね^ ^;

二日目のお昼はとても珍しいことですが旅先でイタリアンを楽しむことにしました^ ^

場所は金沢市なのですがJRの野々市という金沢駅から二つ加賀温泉寄りの駅で降りて徒歩10分ほどのところにある海人というお店です。

僕の記憶では確か当時食べログで「石川県　イタリアン」で検索するとトップだったと思います。

今は3位のようですね^ ^

探すのに少し手間取りましたが写真のような小洒落た外観です^ ^

インテリアも凝っていて和モダンでした。

灯の取り入れ方が絶妙でディスプレイも和のそれを感じさせるものでとても素敵でした^ ^

店の雰囲気で供されるのは創作イタリアンであろうことは想像出来ましたがそれも和とのコラボ的なものであろうことはインテリアを見ればわかります…

なんかますます楽しくなってきました^_^

アンティパストは黒のお皿に綺麗に盛りつけられて供されました。

バーニャカウダと鮮魚のカルパッチョですね！

盛り付けは加賀友禅のように美しい和心のあるもので一瞬イタリアンであることを忘れてしまいそうでした^ ^;

確かゴボウとレンコンのスープだったと思います。

ともに根菜で美味く手を加えないとややもすれば土の香りが強く出過ぎてしまいそうな食材をとても洗練されたスープに仕立てていて驚かされました>_<

プリモピアットは海老とブロッコリーのクリームパスタだったと記憶しています。

海老の火の通りが完璧で食感がとてもよくクリームのパスタとも相性抜群だった味の記憶がありますね^ ^

僕のセカンドピアットは牛フィレ。

これまた火の通りが完璧で外も中も理想的な美しい色目でした。

それに盛り付けがアーティスティックで勉強になりました>_<

babarinaはお魚を選びました、サーモンです。

二種類のソースで頂くスタイルのお皿でこれも云うまでもなく美味しく、しかも美しい盛り付けにうっとりです^_^

ドルチェもアート>_<

お店が僕のうちの近くにあったら勉強も兼ねて足繁く通いたいそんなお店でした^_^

babarinaも大満足だったのでしょう、こぼれ落ちそうな笑顔でした。

この海人の実力はかなりのものです。

オーナーが何処で修業して来たのかわかりませんがお料理からインテリアまで随所に感じる和心から日本料理の修業経験もあるのではと推察してしまいました…

一皿一皿が素材を活かしたあっさり目の味付けながらきっちり印象に残る味でしたね。

また機会があれば、いや是非機会を作って今度はディナーを楽しんでみたいと思わせてくれました。

本当に美味しかったです、どうもありがとう。

帰りは近江町市場で金沢の海の幸をのお土産を買って金沢駅で夕飯の駅弁を買って帰路につきました。

買って来た駅弁を自宅で開いて旅の想い出話に花が咲きました^ ^

今回も越前蟹だけで満腹になり、和の鉄人　道場六三郎さんが懇意にしているお宿で創作会席に舌鼓を打ち、石川県のトップ３に入るイタリアンでお食事が出来ました^_^

間違って女風呂を貸し切ってしまったのはご愛嬌>_<

本当に幸せです、心からありがとうございました♡