物事には押さえておくべきことがあります、それをポイントとも呼びますね。
僕は服飾、特に男性のお洒落においては足元、つまりソックスと靴だと思います。
いくらお洒落な装いでも足元に気配りがなければ画竜点睛を欠きます。
何もそれはブランドのソックスや靴を持ちましょうと云うことではありません。
着衣に見合った足元のコーディネイトをしましょうと云うことです。
ドレッシーな装いにはそれに見合ったドレッシーなソックスとドレスシューズを、カジュアルならばその雰囲気に合ったフットウエアを選びましょう、と云うことです。
更に云うのであれば足元は何を選んだかと同等にどれぐらい手入れされているかが重要ですね。
靴の手入れの度合いを見れば、それ以外のモノへの気配り度合いもわかると云うもの。
そんなことで天気に恵まれた本日の午後の一時は靴磨きとしました。
ここで靴のデザインに関する僕のこだわりを。
若かりし頃はトラッド信望者でしたから沢山のデザインの靴をうんちく付で体験してきました。
ペニーローファー、サドルシューズ、デザートブーツ、デッキシューズ、プレーントゥ、ウイングチップ、モンクストラップ、タッセルスリップオン、サイドゴアブーツ、オペラパンプス…等々
四十歳後半ぐらいからONのドレスシューズはすべて靴紐のあるオックスホードタイプのストレートチップに集約されていきました。
決してスーツの邪魔にならない真一門字の切り返しの適度な洒落っ気が気に入り出したんでしょう。
OFFの靴はシューズ、ブーツ、スニーカーに別れますがシューズに関してはその大半がドライビングシューズで占められるようになりました。
勿論ドライブ以外の普段履きに大活躍です。
ちなみに写真の上段がすべてストレートチップのドレスシュースで下段がドライビングシューズです。