読書/「哲学的な何か、あと科学とか」

哲学が好き?と云われたらハイ!とは云えません。
と云うよりも深く哲学とは?と突き詰めたことがありません。

なのに何故?「哲学的な何か、…」と云う本を手にしたかというと、その後の「あと科学とか」が気になった訳です。

 

科学に関する本なら他にも山ほどあるのにどうして凄くゆるい漠然とした「あと科学とか」という取って付けたい程度のタイトルが気になったかと云うと、多分僕が科学好きの文系オヤGだから(笑)

ばりばりの理系だったら読まない類いの本なのかもしれません。

一般的には科学と哲学、思想、宗教は対局にあり対立の構図と捉えられがちですが、科学を極めていくと哲学、思想、宗教が見え隠れしてくるという話をどこかで聞いたことがあります。

 

 

皆さんもリョーシリキガクと云う言葉を耳にしたことがあると思います。
これは釣りで生計を立てている人たちの力関係を表した言葉…じゃないんです、量子力学と書きます。

これを説明するのはとても難解です。難解とは何回もお勉強してもわかりづらいことを云います(笑)

で、この「哲学的な何か、あと科学とか」はこの難解な量子力学など、科学で扱う様々な難解なテーマを何回か、多分一、二回読むだけで何となくわかった気にさせてくれ、更に哲学的視点でまとめあげて行く面白い読み物です。

なかなかブラックユーモア?のきいた小気味言い文章には引き込まれましたね。