SAZA COFFEEの名前をいつどこで覚えたのか記憶にありません。
ただ珈琲党の僕にとっていつかは行ってみたい店のひとつでした。
この店はひたちなか市、勝田駅から5,6分のところにあります。
店の前に4,5台分の駐車スペースがありますが、徒歩 1分ぐらいのところにも駐車場があります。
店の前は店舗部分になっていて SAZAブランドの珈琲豆から世界各国のコーヒーカップを販売しています。
喫茶はその奥にあります。
コンクリートを天然木が上手く組み合わされた空間は、入って右手に写真のカウンターがありカウンターの中央にはダッチコーヒーメーカーがあります。
案内されたのはテラス席。
建物と庭との一体感を演出する為の仕掛けは設計になされていて、オープンテラスになった時にテラスと室内の床面が段差なく一定で仕切り位置を意識させません。
窓を全開にした時の開放感は手入れを意識させない自然な庭との一体感が絶妙で、ゆったり椅子に腰を下ろして外を見ているだけで至福の時間が訪れます。
「世界一高価な」と評されることもあると聞くパナマ・ゲイシャブレンドをオーダーしたのは僕でした。
ゲイシャ種の豆を頂くのは初めてです。
運ばれて来たコーヒは、その上品でフルーティーな香りで先ず違いを実感。
その後すすってみると期待値が大き過ぎたのか?飲んですぐにわかるブルーマウンテンのような美味しさはがありません…
しかし二口目になって感じてきました、とにかくバランスがいいのです。
好みの問題かも知れませんが、酸味と甘味とこく、それに後味と全てにおいてバランスされていると感じました。
珈琲党とは云いがたい家内が注文したのは苺シェイク。
これを口にした彼女の第一声は「美味しい!」
そこで僕も一口飲ましてもらったのですが…
自然の美味しさと云うんでしょう、パナマ・ゲイシャブレンドを口にした時と同じように決してインパクトのある味ではないのですが、苺が持つ自然の甘味ってこういう感じ…と思える上質な味わいででした。
ここSAZA COFFEEは珈琲にしてもそれ以外の飲み物にしても、素材の持つ特性を上手く引き出している気がします。
それは空間デザイン、つまり店の雰囲気にも反映されていて常にどこか肩の力を抜いた自然な感じを受けます。
それがこの店全体に共鳴し合って独特の開放感と落ち着き、それらがもたらす癒される感覚のなかで過ぎる上質な時間を作り出しているのだと感じました。
再来必至です(笑)
願わくば自宅のそばにこの店が欲しかった…んっ?僕が引越してくるべきでしょうって?
確かにそうですが…
無理!なので近いうちにまた来ます(笑)