桜を追い求めて北上した水戸でお昼を頂くことになった際にお邪魔したたらいうどん椛や。
お昼前に到着したのですが既に店内は満席と云うことで案内された外のテラス席は、僕と家内だけの貸切でしかも目の前には立派な桜の樹。
好天でほとんど風もなかったのでテラス席での食事としたのですが、時おり頬をなでるような風が吹くたびに風上にある桜の大木から桜の花びらが桜吹雪となって舞い降りて来て風流の極みでした。
僕は過去にこれほど優雅な桜吹雪を体験したことがありません。
お店の人に聞いたところどうもテラス席での花見は今年からとか…
しかも桜が咲いている僅かの期間で天気にも恵まれてと云うことになると本当に数日だったとか。
幸運に感謝せずにいられなくなりました。
僕は季節限定のおぼろ豆腐がのったぶっかけうどんと湯葉の天ぷらのセットを注文。
自慢のうどんですが、手打ちだから致し方のないところでしょうがうどんの切り方が若干まばらで、同じ茹で時間だと噛みごたえにムラがありちょっと口に合わない感じでした。
珍しかったので注文してみたのですが湯葉は天麩羅よりもそのままの方が美味しいかも(笑)
しかし桜吹雪の中で頂く手打ちうどんなど今後経験出来そうにもなく、優雅で粋な時空間込みの想い出として椛やの名前は忘れられそうにありません。